目次
最近よく聞く「NISAって何?」という話
ここ数年、「NISAってどうなの?」「投資って難しくない?」という会話を、街のカフェや職場でも耳にするようになりました。
それだけ、投資が身近な話題になってきたということかもしれませんね。
NISAは、株や投資信託などで得た運用益や配当金に対して税金がかからない制度。
通常、投資で得た利益には約20.315%の税金がかかるが、NISA口座を使えば利益がまるごとゼロになる!
このブログを読んでくださっている方も、
「そろそろ投資を始めてみようかな」
「もう始めてるけど、もっと自分に合った方法があるかも」
そんなふうに思っている方なのではないでしょうか。
今回は、私がこれまでに使ってみた証券口座について、感じたことをまとめてみました。
すでに口座を持っている方には物足りないかもしれませんが、「どこで始めたらいいの?」と迷っている方には参考になるかもしれません。
証券会社について
前回の解説では、貯蓄を生活防衛資金ととらえることを紹介しました。多くの方は銀行にお金を預けていることでしょう。
証券会社は、お金を株や投資信託に変えて運用し、資産を増やす場所です。
つまり、銀行は「倉庫」、証券会社は「畑」のような場所です。
畑がなければ種も植えられませんから、投資をするには証券口座の開設が必要となります。
いざ取引しようと思ってもすぐには始められません。大手ネット証券会社であれば、口座開設や維持管理の手数料は無料となっているため、少しでも興味があれば今から開設しておいて損はありません!
開設方法の詳細は別の記事で紹介します
どんな証券会社があるの?
対面型(店舗型)証券会社とネット証券会社があるよ
対面型(店舗型)証券会社
- 野村證券:国内最大手
- 大和証券:スマホ証券「CONNECT」もあり
- SMBC日興証券:少額投資サービス「日興フロッギー」がある
- みずほ証券:みずほ銀行との連携が強み。IPO(新規公開株式)にも強い。
- 三菱UFJモルガン・スタンレー証券:富裕層向け?
などがあります
ゆうちょ銀行は証券会社ではなく銀行だけど投資信託や国債の販売を行っています。
ただし、株式投資やFXの取引はできません。
ネット証券会社
- SBI証券:商品数が多くて手数料も安い万能型
- 楽天証券:楽天経済圏ならお得
- 松井証券:シンプルなサイト。初心者向けYoutubeコンテンツも豊富
- マネックス証券:米国株に強い
などがあります
店舗型とネット型のどちらがおすすめ?
10年20年という長いスパンで資産形成することを考えると、手数料の安いネット証券!
実際に使用した感想(SBI証券、楽天証券、松井証券、ウェルスナビ)
◆ SBI証券(王道ならここ!)
おすすめポイント
- 取り扱っている商品が多い(国内最多)
- 三井住友カードで積立すると最大1.0%のポイント還元
- Vポイントが貯まって、投資にも使える
- 投資信託専用アプリ「かんたん積立アプリ」が本当に使いやすい
気になる点
- ホームページが少しごちゃついていて、慣れるまで迷いやすい
- 情報量が多く、初心者にはややハードル高め
◆ 楽天証券
おすすめポイント
- 楽天カードで積立すると最大1.0%還元
- 楽天ポイントで投資ができる
- 無料で情報サービスが使える(日経新聞など)
気になる点
- 楽天経済圏を使っていない人にはメリットが少なめ
- 投資信託の種類はSBIより少し少ない(でも十分)
◆ 松井証券
おすすめポイント
- 操作がシンプルで直感的、初心者でも使いやすい
- 松井証券カードで投信積立すると1.0%還元
- 投資信託アプリが高機能で便利(管理が楽‼)
気になる点
- 投資信託の種類は少なめ(有名どころは揃ってます)
◆ ウェルスナビ 番外編
おすすめポイント
- 完全おまかせで資産運用してくれるロボアドバイザー(運用一任型)
- リバランスや税金最適化も自動でやってくれる
気になる点
- 手数料が年率1.1%(税込)と少し高め。ETFの信託報酬も含めると実質コストは約1.2%程度。
- 自分で銘柄を選べない
ざっくりタイプ別おすすめ
タイプ | おすすめ証券会社 |
いろいろやってみたい・選びたい万能型 | SBI証券 |
楽天ユーザー | 楽天証券 |
難しいことはわからない | 松井証券 |
完全おまかせが良い | ウェルスナビなど運用一任型のロボアドバイザー |
私自身は、現在SBI証券でNISA口座を使っています。
今後は、松井証券の特定口座も活用して、自分に合った運用スタイルを探していきたいと思っています。
「どこで始めるか」は人それぞれですが、少しでも参考になればうれしいです!